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プラント配管に使われる配管を紹介!

こんにちは!
福岡県大牟田市に工場を、熊本県荒尾市に事務所を持つ株式会社ヤマセイ総設です。
熊本県を中心に全国各地で配管工事を承っております。
今回のコラムでは、プラント配管に使われる配管を紹介いたします。
ぜひ最後までご覧ください。

シームレス管

青い海と配管
シームレス管は継ぎ目のない鋼管です。
シームレス管にはいくつかの製造方法がありますが、ビレットと呼ばれる丸太の形をした鋼の塊を十分に加熱し、その中心を工具で押しひろげて中空のパイプを作る方法が最も一般的です。
上記の方法はピアシングと呼ばれていますよ。
強い圧力やねじれにも耐えられるため、高圧ガスや高圧ボイラーといった、配管内に大きな圧力がかかる配管に採用されます。
しかし価格が高く、内径と外径の厚みを一定にしにくいのが欠点です。

溶接鋼管

「溶接鋼管」とは溶接によってつくられた鋼管のことで、溶接管ともいいます。
帯鋼を円筒状に曲げ、突き合せて溶接して作られますよ。
ストリップミルの発達普及により、生産しやすくコストも抑えられるようになりました。
現在では最もスタンダードな配管と言えるでしょう。
幅広い口径に対応できますが、溶接部分の強度がどうしても弱くなるデメリットがあります。

スパイラル鋼管

「スパイラル鋼管」は帯状の鋼板をらせん(スパイラル)状に巻いて作る配管のことです。
製品の口径や長さ、厚みの自由度が高く強度も優れているため、厨房や浴室トイレの換気ダクト、トンネル内の送排気管、産業用建物の集塵用ダクトなど多岐にわたって使用されています。
欠点は製作が難しいことです。

このようにプラント配管は目的や用途、条件などによってさまざまな種類の配管を使い分けています。
プラント(工場)では危険な薬品や可燃性の高い燃料などを扱うことも多く、わずかな漏洩でも大事故へとつながってしまう可能性があるのです。
そのためしっかりと知識とつけて適切な施工を行わなければなりません。

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今回お伝えしたように配管にはさまざまな種類があります。
ほかにも覚えることは多く、高度な知識や技術が必要ですが、モノづくりの達成感を味わえるやりがいのある仕事ですよ。
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最後までご覧いただきありがとうございました。