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配管工の知識!流体によって異なる配管の種類

こんにちは!
福岡県大牟田市に工場を置き、熊本県荒尾市に事務所を構える株式会社ヤマセイ総設です。
熊本県をメインに日本各地で配管工事を行っております。
今回のコラムのテーマは、「配管工の知識!流体によって異なる配管の種類」です。
ぜひ最後までご覧ください。

配管の種類と流体のかかわり

夜の配管
配管工とは、水道管やガス管などの配管を取り付ける仕事をする方のことです。
いまやインフラには欠かせない仕事ですね。
配管はさまざまな場所で使われており、一口に配管と言ってもその中を通るものは配管が設置された場所によって異なります。
なので配管を流れる流体には、液体・気体・粉体・粒体などさまざまなものあります。
そして、配管は流れる流体によって呼び方が異なることをご存知でしょうか?
流体が液体の場合は「液体配管」と呼ばれ、気体の場合は「気体配管」といいます。
他にも電気配線を保護する役目を持つ「配線保護用配管」などがありますが、今回は液体配管と気体配管について説明しましょう!

液体配管

「液体配管」とはその名の通り液体が流れる配管のことです。
水が流れる「水配管」と油が流れる「油配管」に分けられます。
水配管の流体には、飲料水や雑用水、排水、熱源水などがあります。
自然環境による劣化や、冬場の凍結による破損には注意しなければなりません。
また、水が管内を流れる際に発生する「乱流」は、配管を内部から摩耗及び腐食させる原因になるので、配管のレイアウトに注意して乱流が起きないようにしましょう。
油配管は油を流す配管で、エネルギーの伝達・給油などに用います。
水に比べて油は重いですよね。
そのため、油配管には水配管よりも高い圧力がかかります。
また、腐食性が高い流体に適応するため、耐圧性や耐食性に優れた配管が必要なのです。

気体配管

空気やガスを流す配管は「気体配管」と呼ばれます。
水蒸気や冷媒も気体配管で流すのですよ。
ガスを流すガス管には、腐食対策としてポリエチレンで被覆した管やポリエチレン管を使わなければなりません。
また、水蒸気を流す配管には圧力や高い温度がかかるので、耐圧性能や100℃以上の温度に耐える鋼管を使います。
このように気体ごとの特性を加味したうえで、どういった管を使うか選択する必要があるのです。

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