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溶接工事に関する資格をご紹介!

こんにちは!
熊本県を中心に、日本全国で配管工事を手掛ける株式会社ヤマセイ総設と申します。
弊社は熊本県荒尾市に事務所を持ち、福岡県大牟田市に工場を構えております。
溶接工事に関する資格は数多くあるとご存知でしょうか?
今回のコラムのテーマは「溶接工事に関する資格をご紹介!」です。
ぜひ最後までご覧ください。

なぜ資格が必要?

溶接工事・マスクの顔
溶接には高度な技術が必要であると同時に、安全に行うためにも適切な知識を持っていなければなりません。
溶接作業ではガスを使用したり、火花が発生したりするため、知識をつけたり、実務経験を積み資格を取得する必要があるのです。
溶接資格は溶接の対象物や溶接方法によって種類が分かれており、国が認定する資格や民間団体が認定する資格が存在するため、確認して取得を目指しましょう!

溶接に関する資格

ガス溶接技能者

ガスバーナーを利用して金属をつなぎ合わせる「ガス溶接」を行うために必要で、ガス溶接技能者の資格を持っていない場合はガス溶接は行えません。
そのため「ガス溶接技能者」は、溶接の初歩的な資格の一つと言われています。

ガス溶接技能者

アセチレン溶接装置などを使用して溶接する際には、ガス溶接作業主任者の選任が義務づけられています。
ガス溶接作業主任者は、アセチレン溶接を使う作業で作業する方法を決定したり、指揮をとるのです。
国家資格であり、実務経験を3年以上積まなければ受験できません。

アーク溶接作業者

アーク溶接作業者は、厳密には国家資格ではありません。
アーク溶接作業に従事する際は、資格ではなく「アーク溶接等特別教育」という特別教育の修了証が必要とされています。
修了証を取得するために「アーク溶接等の業務に係る特別教育」を受講しなければなりません。
21時間(以上)の講習を受けてアーク溶接作業者の資格を取得できます。
アーク溶接作業者の取得条件は、満18歳以上であることです。

ボイラー溶接士

ボイラーなどの溶接を仕事にする際は、ボイラー溶接士の資格を取得する必要があります。
国家資格であるボイラー溶接士の資格は「特別ボイラー溶接士」と「普通ボイラー溶接士」の2種類に分かれます。
特別ボイラー溶接士は、全タイプのボイラーや第1種圧力容器を製造・改造できる上、修繕もでき、全てのボイラーの溶接業務に関わることができます。
普通ボイラー溶接士の資格を取得すると第1種圧力容器やフランジ、管台の溶接ができるようになりますよ。
「普通ボイラー溶接士」は1年以上の溶接経験があれば受験でき(ガス溶接など一部は除く)、普通ボイラー溶接士免許を受けた後に1年以上ボイラーなどの溶接作業経験を積めば「特別ボイラー溶接士」の受験ができます。

アルミニウム溶接技能者

アルミニウム合金の溶接を手掛けるために必要な知識と技能を認定する資格です。
一般社団法人軽金属溶接協会が行っている試験であり、「基本級」と「専門級」に分かれます。
1か月以上アルミニウムの溶接技能を習得した満15歳以上の方であれば「基本級」の受験資格があり、3か月以上アルミニウムの溶接技能を習得した満15歳以上で、基本級を有している方は「専門級」の受験資格を得られますよ。

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最後までご覧いただきありがとうございました。